ジジイ、走る・・・

ことは１人の少年の一言からはじまった・・・。

少年「おじいちゃん、僕・・欲しい物があるんだけど・・・」

老人「何だい？何でも言ってごらん。おじいちゃんはこう見えてもお金持ちなんだぞ～」

老人は快諾した。その後に訪れる苦労も知らずに・・・。

少年が欲しがったのは「ニンテンドーDSLite」。老人には何の事だか分からなかったが、可愛い孫が欲しい物なら何でも買ってあげたい。何故なら孫の笑顔が１番の生き甲斐だったからだ。

そんな訳で、老人のおもちゃ屋行脚が始まった(笑

行く先行く先で

「申し訳御座いません、売り切れでございます」

「申し訳御座いません、(ry」

「もうしｗ(ry」

・・・

老人には理解出来なかった。「なぜだ？何故なんだ～～～～」

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私の父と甥っ子の実話です（笑

実際私もこんなに入手困難な物だとは知りもしませんでした。

後日、近所のデパートで入荷するという情報を得て、開店時間に並んで無事に入手することが出来ました。

孫の笑顔に、じじいもホッと胸をなで下ろしたとさ。

おしまい